精神抑郁的画家(齐木茂饰)在去下水道中寻找灵感的时候，意外发现了一条人鱼(染井真理饰)。而这条人鱼竟然是画家曾经在河中遇见过的。画家开始为人鱼作画，而此时才发现人鱼的腹部因为某种原因而溃烂。长满了大大小小的脓包和肉瘤，然后画家将人鱼带回家养在了浴缸里。画家买来药为人鱼治疗，但人鱼拒绝了。人鱼要求画家为自己作画，人鱼腹部的烂疮慢慢扩展到全身并进一步恶化。先是慢慢向人鱼的上身扩展，然后流出各种颜色的脓水，各种蛆虫，长短不一，五颜六色，伴随着黏液从人鱼身上的脓包中喷射而出，混成一团，布满了浴缸以及浴缸周围的地板。而浴缸里的水也呈现出一种复杂的颜色，甚至变的粘稠。最后，脓疮蔓延到人鱼的脸上，布满了整个半边脸，当然也会涌出脓水和蛆虫。此时的人鱼已经变成了令人作呕的怪物。最后人鱼开始呕吐，吐出来的也是蛆虫和粘稠的脓水。

这期间人鱼痛苦万分而画家则给予人鱼温情的关怀，帮人鱼挤脓，抽出身体里的蛆等等。而画家的画也伴随着人鱼的状况而改变，直到人鱼死去，画作也最终完成，一张布满五彩脓疮的脸。神情恍惚的画家肢解了人鱼，然而在人鱼的腹中竟然发现了一个婴儿。最后警察在画家邻居的举报下逮捕了画家 。

　　某小村中学，对考古具有浓厚兴趣的老师八部高史（竹中直人 饰）及其学生月岛令子（上野めぐみ 饰）在进行一项研究时双双失踪。一时间校内人心惶惶，各种流言猜测四起。行为怪张的考古学家稗田礼二郎（沢田研二 饰）应八部老师的邀请来到这所学校，他偶然救助了八部的儿子正雄（工藤正貴 饰）。正雄既担心父亲的安危，又惦念其所暗恋的女孩令子。稗田利用自己发明的妖怪探测器，在夜晚和正雄来到学校。结果发现，八部老师在考察一座古墓时，无意中释放了藏身其中的妖怪比留子。据说比留子是《古事记》中初神伊耶那岐和伊耶那美的孩子。她的复活，为平静的学校带来一阵腥风血雨……
　　本片根据诸星大二郎的漫画《妖怪ハンター》改编。

　　谁也没有想到，一起惨无人道的女童虐杀案件竟会让全日本上下陷入疯狂。遇害者的爷爷蜷川隆兴（山崎努 饰）是在经济领域执牛耳的大人物，这名悲痛至极的老人在发行量最大的报纸上刊登悬赏启示，凡能杀死嫌疑人清丸国秀（藤原龙也 饰）的人，将得到10亿日元的酬金。这则前所未有的启示很快发生了作用，担心自身安全的清丸在福冈县投案自首，但为了将其押送回东京送检，还将跋涉一千多公里的路程。此时此刻，日本国民已经相继化身为为了金钱不惜动武杀人的阿修罗。危急关头，SP铭苅一基（大泽隆夫 饰）、白岩笃子（松岛菜菜子 饰）、奥村武（岸谷五朗 饰）、神箸正贵（永山绚斗 饰）以及关谷贤示（伊武雅刀 饰）等五名精英承担了押送的任务。交杂着人性和法律的抗争，恶魔清丸和保护他的警察踏上漫长而凶险的旅途……
　　本片根据木内一裕的同名原作改编。

　　這一天，三個完全沒有嫖過妓的男生想為其中即將要結婚的朋友慶祝，因此找了間風俗店要來當作告別他的單身派對，一進去他們馬上都選好自已想要的風俗女，殊不知接下來等著他們是將是瘋狂且血腥的性愛派對!
　　Softcore porn collides with castration anxieties in the Japanese grindhouse quickie “Horny House of Horror.” Writer-cum-debutant helmer Jun Tsugita (“Mutant Girls Squad” teams here with f/x maestro Yoshino Nishimura to deliver the gory goods, the cathouse setting giving Tsugita ample excuse to undress his cast of porn thesps, including cult fave Asami (“RoboGeisha”, as a prelude to fetishistic violence.
　　Pals Toshida (Wani Kansai) and Uno (Toushi Yanagi) insist on going to a brothel with their betrothed friend Nakazu (Yuya Ishikawa), who has never paid for sex before. Each guy is matched with a nubile prostitute, unaware of the locale’s deranged mission to sexually torture customers. Vagina dentata is the yarn’s main means of attack, but samurai swords and phallic food games provide plenty of ketchup.

　　东京警察株式会社，亦称“东京残酷警察”，这是一个在近未来成立的警察私有化组织，他们的权力甚至凌驾于法律之上，以保护人民生命安全之名，对一切罪犯进行残酷拷问和虐杀。不仅罪犯谈虎色变，连普通市民也噤若寒蝉。
　　公正善良的父亲被杀害，自幼被局长抚养成人的少女留加（椎名英姬 饰）长大后加入东京残酷警察部队，成为一名干练的女警察。彼时一种名为“技师”的变异人种横行世间，他们会从伤口处变出杀人凶器，危害性极大。为了铲除这些怪物，警察部队展开大规模地搜捕和屠杀，甚至普通市民也难以幸免。而留加在追捕幕后黑手的过程中，信念渐渐开始动摇……
　　导演西村喜广，曾担任《循环自杀》、《人肉机器》等影片的特技导演。

　　饭冢家两个女儿富江（仲村みう 饰）和月子（荒井萌 饰）在同一所学校读书，两人更是同时恋上了同一个男孩下田俊夫（大和田健介 饰）。面对一脸幸福的姐姐，心中略感失落的月子还是用手中的相机为姐姐拍下最美的一瞬。然而，近乎完美的富江就在月子的面前死于一场恐怖的意外。一年后，月子和父母共同庆祝富江的生日，而就在这一天本应死掉的富江重返家中。自此，饭冢夫妇的行为举止变得甚为古怪，月子也见到了姐姐极为恐怖的一面。未过多久，饭冢一家陷入极度恐慌的混乱之中，父亲更失手杀害了富江。可是，那却是一个如何也死不掉的妖艳魔女……
　　本片根据日本著名恐怖漫画家伊藤润二的同名系列漫画改编。

　　一年前，某山村医院的女医生和江在山路中撞倒一名全身赤裸的美丽女子，令她惊讶的是该女子竟与院长死去的女儿一模一样。她尾随着女孩在山路间穿行，最终见到生平最为恐怖的一幕。一年后，和江迎来了两名公共安全课警察的拜访，从对方口中得知，自明治时代以来就有一个名叫富江的美丽女子存在，她所到之处总会引起情感纠纷，最终她必定会为争夺她的男人杀害，亦或是引起男人们的嫉妒厮杀。恐怖的是，无论死状多么凄惨恐怖，富江都会再次活转，而且她尸体的每一部分都会单独繁殖出一个新的富江，接下来便是新一轮的死亡轮回。公安相信和江一年前撞倒的女孩就是富江的分身，而目前住在医院失忆女子业和富江有着些许的联系。恐怖的故事由此上演……
　　本片根据日本著名恐怖漫画家伊藤润二的同名系列漫画改编。

　　在一个傍山的小镇，某天镇上的中学转来一个名叫川上富江（松本莉绪 饰）的女孩，她拥有世间罕见的绝美容貌以及神秘销魂的摄人魅力，班上所有的男生都被她的美貌所折服，理所当然她也遭到所有女同学的憎恨，只有松原礼子（今宿麻美 饰）成为富江唯一的朋友。不久，男生们全部有如鬼魂附体一般成为富江的奴仆，富江靠着她的美丽成为了这个班级的独裁者。渐渐，男生女生为了富江几近疯狂，他们相信富江一定是魔鬼化身。在一个月黑风高的夜里，男生女生在高木老师（森下能幸 饰）的带领下杀害并且肢解了富江。殊不知富江拥有无穷无尽的再生魔力……
　　本片根据伊藤润二的同名系列恐怖漫画改编。

　　羞涩内向的女高中生桥本登美惠（宫崎葵 饰）母亲早逝，十年来她与父亲和彦（国村隼 饰）相依为命。登美惠因性格原因在学校没有朋友，还经常受到欺负，她只能躲在自己的世界里，幻想着某一天成为著名的小说家。
　　一个转学生的到来改变了登美惠的生活。她叫富江（安藤希 饰），神秘、美丽，具有令人无法拒绝的魅力。个性开朗的富江很快和登美惠成为好朋友。在朋友的邀请下，富江来到登美惠的家中做客，然而和彦却为富江的容貌所震惊。因为她竟和自己当年的初恋情人长的一模一样……

　　阴森恐怖的森田医院，院长森田健三（菅田俊 饰）下落不明，4名护士先后辞职。年轻人佐藤文仁（窪塚洋介 饰）因病住进了这个阴冷所在。某晚，文仁的朋友武史（松尾政寿 饰）前来探病，却意外遭遇一个全身赤裸的绝世美女。武史将这个自称富江（宝生舞 饰）的无助女子带回自己的住所，他深深迷恋拥有神秘气质的富江，在此过程中性格也发生巨大的变化。与此同时，森田院长的女儿由美（山口紗弥加 饰）试图调查父亲的行踪，结果发现医院内的医护人员共同坚守着一个不可告人的秘密。这一切都与此前的一起手术以及神秘的富江有关……
　　本片根据日本著名恐怖漫画家伊藤润二的同名系列漫画改编。

　　第一话：美丽的高中女孩富江（永井流奈 饰）被人杀害，不久却奇迹般的出现在校园里。她和男友高志（金子統昭 饰）出双入对，情意绵绵，同时又和别的男人纠缠不清。富江的轻佻让高志的青梅竹马美纪（田中千絵 饰）大为不满；第二话：摄影师森（奥野敦士 饰）对学生时代遇到的神秘美女念念不忘，他返回阔别了十年的家乡，意外邂逅了与心中美女有着同样面容的富江，他不自觉地沉湎其中，却拍下一张张恐怖的照片；第三话：上班族安田（吉田智則 饰）疯狂爱恋上了才认识一个月的富江，正当求婚之际，疯狂的男人太田（白井晃 饰）突然出现并要杀掉富江。安田渐渐意识到富江恐怖的一面……
　　本片根据伊藤润二的同名系列恐怖漫画改编。

　　2007年、いじめを受けて自杀した「池谷花子」の亡霊という设定になっている。静冈県小山町と奥多摩でロケが行われた。

　　監督：堤幸彦
　　1998年7月4日、東映系公開。舞台は中学校で、花子さんの伝説は出るものの、その実体は和人形の悪霊であった。タイトルは「新生」だが、前述の松竹版との関連は無く、子供向けを意識した松竹版より本格的なホラー映画。

　　坂本拓也（井上孝幸饰）上的本町小学附近有另一所小学，不知为何接连发生了小学生的连续杀人事件，消息传到本町小学，学生之间议论纷纷。 　　拓也的妹妹—夏美（前田爱饰）的班上同学，问钱仙凶手是谁，钱仙的回答是「花‧子」。小朋友们直觉想到“鬼娃娃花子”。“鬼娃娃的花子”是一个传说 住在厕所裏的幽灵，而根据钱仙的预言，下一个受害者正是夏美，并且“花子”明天就会现身…… 　　夏美立刻跑去拓也的班上，找拓也求助，没想到拓也不当一回事，把夏美赶回去。夏美只好和同学浩志一起回家，途中到一位非常漂亮的女孩，向他们问到本町小学的路。 　　这名美少女叫作水野芽子（河野由佳饰）。第二天刚好转学进入拓也的班上，成绩优秀的芽子，不久在班上即大受欢迎，有一次，芽子被班上的加奈子与小绿撞见从谣传的“花子”出现的厕所裏出来，从此竟被同学们怀疑是“花子”，只有拓也一直护着她。 　　在这之后，有一天，拓也与芽子一起打扫饲养著山羊的小屋。在拓也为了拿学级日志到离开到职员办公室时，加奈子和小绿正好在走廊。突然她们看到眼前出现一大片血迹，吓得拔腿就跑，没想到混身是血，拿着镰刀的芽子，就站在前面……

　　新宿歌舞伎町的民宿大厦——“流氓公寓”的山口组蜗居点。黑社会组织安生组的老大安生芳雄与情妇及一亿日圆现金失踪后，流氓公寓每天都有黑道人被杀。外界断定这是传说中的杀手“Ichi”所为。武斗派头目垣原（浅野忠信饰）于是开始疯狂寻找凶手。垣原是个极度被虐狂，视虐待成狂的老大如自己的神明一般，迷恋与崇拜他。垣原误信退役江湖老鬼阿叔，掳劫了敌对帮派头目，酷刑逼供，引起江湖风暴，令安生组进退失据。老大情妇Karen（孙佳君饰）与阿叔相熟，为讨好垣原以身犯险。Karen在阿叔帮助下，渐渐接近神秘杀手阿一……
　　大导演三池崇史的名作，血腥暴力美学推向极致。

　　Constantly on the hunt and suffering from hallucinations that drive his violent nature, an unnamed man is capturing women and savagely beating them to death. Meanwhile, a woman is luring men into a violent end, by way of her knife. Driven by the same force to make the opposite sex suffer, the killers’ fates intertwine. The two must face off in a battle to the death, in which they are forced to reveal the horrible truth behind their addiction to murder.
　　“Brutal” takes an interesting approach to its visuals, drawing heavy influence from Western “Grindhouse” films, using a filter to make the footage appear grainy, damaged, and with light and color fluctuations. Unfortunately, the visual styling ends up feeling misguided, as other than applying the filter it does not imitate any other aspects of the “Grindhouse” genre. Despite trying to dirty up the film, it is apparent it was shot on digital. The cinematography is also a step above most “Grindhouse” productions, with Takashi Hirose proving he has talent behind the camera. Exterior shots to those taking place in small spaces are all competently framed, lit, and transition well. The decision to add an effect on top of the work hurts the film’s imagery and even gives a sense of desperation to try to capture a certain type of nostalgia with the audience, instead of relying on its own strengths. It is unfortunate when one creative choice can hurt a production so much.
　　The story of “Brutal” is simple but effective, it does attempt some sort of social commentary about the violent nature of men and women, but it does not offer enough depth into the subject to justify the amount of violence on display. The film does end on a strong note with an interesting twist, with a reveal that is bound to gross some out, while giving others a chuckle. In spite of its simple nature, those who enjoy films that make them somewhat uncomfortable and enjoy the challenge of getting through some ultra-violence, “Brutal” poses a fun and entertaining challenge in that regard.

　　幽霊や超常現象も登場せず、音楽で煽ることや過度な演出もせず、日常から逸脱しないというコンセプトにもと、日常に潜む狂気や恐怖を描く人気オムニバスホラードラマ「トリハダ」の劇場版第2作。OLの山内しおりは、マンションのポストに、部屋の以前の住人と思われる三浦玲子という宛名が書かれた手紙が入っているのを見つける。後日、再び同じ三浦玲子宛の手紙が届いたことで、不気味に感じたしおりは、三浦玲子について調べると、彼女は1年半前に起こった未解決ストーカー殺人事件の被害者だったことがわかり……。2009年放送の「トリハダ5」や劇場版1作目にも出演した石橋杏奈が主演を務める。

　　日常に潜む狂気や恐怖を描いたホラー作品で、2007年に放送された第1作「トリハダ　夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」を皮切りに、09年までにシリーズ計6作が放送されたオムニバスドラマの劇場版。家電メーカーのコールセンターに務めるひかりは、製品に無関係な文句をつけてくるクレーマーにもひたすら謝り続ける、地味で真面目な社員。しかし、上司の中村と不倫中という大きな秘密を抱えていた。ある日、中年女性のクレーマー対応に疲れて帰宅したひかりは、隣に住む住人の名前がクレーマーと同じであることに気がつき……。主演はドラマ版に1作目から出演している谷村美月。共演に木南晴夏、佐津川愛美、石橋杏奈ら。

　　プロローグ
　　一人暮らしをする主人公（谷村）はある日、自宅の異変を感じる。上がっているはずのない便座が上がっていたり、触れていないはずの歯ブラシが濡れていたり…。怖くなった主人公は友人（浅野）に泊まりに来てもらうのだが…。
　　第一話「計画された別れの演出と戦慄」
　　長く同棲していた交際相手（松岡）に別れを告げたばかりの主人公（弓削）。すぐに彼女が別れを受け入れて荷物をまとめて出て行こうとする。すると彼女が「明日誕生日でしょ？」とパソコンをくれた。断りきれずに受け取った主人公だが…。
　　第二話「日常に潜む不条理の確率」
　　女子高生の主人公（足立）は友人との約束の為、学校帰りにコインロッカーに寄って私服に着替えることに。制服を入れる為にコインロッカーを開けると、中には同じコインロッカーの19番の鍵が。面白半分で19番の鍵を開けると、そこには500万円の小切手と30番の鍵が。驚いた主人公だったが、興味本位で30番を開けるとそこには…。
　　第三話「保身に必要な最低限の代償」
　　会社員の主人公（石堂）は苛立っていた。部下（野嵜）に頼んでいた大事な報告書が完成していなかったからだ。普段からミスの多いこの部下に対してきつく当たる主人公。「20時までには終わらせます！終わらなかったら髪の毛を切ります！」と宣言する部下に呆れ半分で仕事を任せる。結果、報告書は書き直し。部下がそれをシュレッダーにかけていると、その中に主人公が大切にしている大ファンのアーティストとのツーショット写真がある事に気づかず、一緒にシュレッダーにかけてしまい…。
　　第四話「持たざる者の恐怖と狂気」
　　タクシー運転手の主人公（辻）は田町までの客（地曵）を乗せる。しかしこの客、電話中にシートベルト着用を頼むと嫌そうな顔をする、常に命令口調など、かなり乗車マナーが悪い。主人公は客のその態度への苛立ちから、自分が今日でリストラで最後の運転である事を明かし…。
　　第五話「天使の中にある恐るべき残酷」
　　母親（阿部）に遊園地に連れて行ってもらった主人公（佐藤）。母親のビデオ撮影の下で楽しんでいると、その遊園地のメインキャラクターであるクマの着ぐるみに風船をもらいに行く。喜ぶ主人公だったが、目の前で別の子供達（伊集院・富永）がクマに乱暴し始めた。段々冗談じゃ済まされないレベルになって行き、遂には着ぐるみの頭を外そうとする。たまらず母親はカメラを背けて主人公を呼ぶと、いつの間にかクマと子供達がいなくなっていた。すると主人公がすぐに「あっ、クマさんだ！」とクマを見つけ、再び駆け寄るのだが…。
　　第六話「無欲で得た悲劇の主人公の座」
　　ネットサーフィンをしていた主人公（平方）は「人を殺してしまいました」というタイトルのスレッドを見つける。内容は「死体の処理の仕方に困ってます」。主人公は冗談で「出来るだけ細かく裁断すれば？」と書き込む。すると翌日、「裁断しました。その後は？」と返信が来ている。再び「生ゴミの日に一個一個出せば？」と書き込む。その書き込みが続くうち、「冗談にしても不快だ」「お前も逝ってよし」とスレッドが荒れる。「そりゃそうか…」と呟く主人公がカーソルを下げると、「信じてもらえないので、以下の場所に証拠品を黒いバックに入れておきます」。そこは自分の家のすぐ近くだった。何故か気になった主人公はその場所に赴く。そこには本当に黒いバックが置いてあったのだが…。
　　エピローグ
　　主人公（谷村）は自宅に何者かが不法侵入していると確信、家庭用の監視カメラを設置する。その晩、パソコンでカメラの画像を見るが、誰も何も映っていない。「気のせいか…」。呟きながら映像をスクロールしていると、遂にカメラが侵入者を捕えた。やりたい放題の侵入者の映像を見ていると…。

　　サイドストーリー
　　谷村美月
　　第一話「気づくことが恐怖のはじまり」
　　阿部進之介
　　三村恭代
　　笹野鈴々音
　　第二話「排除された弱者の論理」
　　鈴木砂羽
　　清水美那
　　第三話「思考の外にある残酷の記録」
　　石橋杏奈
　　地曵豪
　　長谷川恵美
　　第四話「配達される不快な要因と結論」
　　佐藤千亜妃
　　第五話「欲望と信頼の末路」
　　平野靖幸
　　高田郁恵
　　あらすじ
　　プロローグ
　　会社の先輩から「あなたの写真と住所がネットに流出している」と電話で知らされた女性（谷村）。教えられたサイトを確認してみると、確かに自分の住所と写真が晒されている。更に画面をスクロールすると、「この女を本日の0時までに殺してくれたら賞金を差し上げます」とある。現在の時刻は午後11時ちょうど……。
　　第一話 「気づくことが恐怖のはじまり」
　　彼女に料理を作ってもらっている間、ベランダでタバコを吸おうとした主人公（阿部）。何の気無しに外を見渡すと、マンションの向かいの公衆電話で電話している女性（笹野）を見つける。こんな遅くに電話している女性を少し不思議に思いながらも、無視した。またある日ベランダに出ると、再びあの女性が電話しているのを見かける。それも今度はこちら側をじっと見つめている。それが何日も続き、さすがに目障りと感じた主人公は女性を怒鳴りつけようと外に出たが、そこには……。
　　第二話 「排除された弱者の論理」
　　町内会の会長を任された主人公（清水）は自分が作ったバザーのビラを町内会の先輩（鈴木）にみてもらおうと、家に上がる。出来映えなどについて盛り上がっていると、家のどこからか「ピーッ！ピーッ！」と音が鳴り響く。何の音か尋ねても、「気にしないで」とはぐらかされる。話していると、再び「ピーッ！ピーッ！」と音が鳴り響く。それも今度は間断無く。見ると、自分の目の前にナースコールの様な装置が設置されており、そこから音が鳴っている。さすがに「大丈夫か」と尋ねても、全く意に介さない……。
　　第三話 「思考の外にある残酷の記録」
　　ライブチャットに熱中する主人公（石橋）。ある夜、初めての人物がチャットを希望してきた。そこには陰鬱な顔をした男性が映っていた。主人公が挨拶しても全く何も返さず、無言のまま一方的にチャットを終了される。変に思う主人公の元に後日また男性からチャット依頼が来て、同級生の久美（長谷川）の異性に対する猫のかぶった態度の不満をぶつけるのだが……。
　　第四話 「配達される不快な要因と結論」
　　持病を抱え、常に薬を手放さない主人公（佐藤）。ある日、マンションのポストに宛名が書いていない封筒が入っていた。中には何も写っていない写真。不思議に思っていると、翌日にも写真が。そこに写っていたのは……。
　　第五話 「欲望と信頼の末路」
　　主人公（平野）がゴミを捨てに行くと、ゴミ捨て場の電柱に「アイテムを3つゲットして、マリン姫を助けよう！」と書いてある紙が貼ってあるのを見つけた。その紙には1つ目のアイテムの在り処を示す地図も。試しに主人公がその地図通りに進むと、地図の場所の電話ボックスで財布を見つけた。そこには2つ目のアイテムの在り処の地図が貼ってあり、「勇者は金貨を手に入れた！」の文章が。その後も地図通りに進んで行くと、3つ目で「剣」と称したバールを手に入れる。そこにはマリン姫の居場所が書いてあったのだが……。
　　エピローグ
　　ネットに書いてある時間の0時が刻々と迫ってくる。彼氏とも連絡がつかない。心細くなった主人公（谷村）の元に1本の電話が……。